ヴァチカン第二大法廷で彼のものは静かに佇んでいた。

時の大司教ヨハネ・パウロ2世が問う。

「さつきは『欠(けつ)』か『万呼(まんこ)』か?」

場内は静まり返り民衆は彼、ボローニャ大学学長ノ・ビルの返答に固唾をのんだ。

すると突然ノ・ビルは高笑いを始め落ち着くとこう答えた。

「『朕鎮(ちんちん)』だ」

と。

これが世に言うカノッサの屈辱の全貌である。

これ以降民衆の間にお珍子は知れ渡り、ノ・ビルは異性愛者たちから悪魔と誹りを受け、

同性愛者たちからは油を注がれたもの『ちんちんのびる』と信仰を受けることになった。